冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「シャルヴェさまは、私の部屋を見舞ってくださったとき、よくリリアーヌさまのお話をされていましたよ。そのようなことは初めてです」
「私の?」
私が聞き返すとバスチューは大きくうなずく。
「私がベッドで唸っておりました間、エドガーがシャルヴェさまの近くで働いておりましたが……リリアーヌさまになにか変化があるとすぐにこちらに駆け付けられたと聞きました。今までなににも動じるようなお方ではございませんでしたので、エドガーが驚いておりました」
そうだったの……。
三日三晩意識が戻らなかったと聞いた。
その間、王太子さまは、何度も来てくれたのだろうか。
私は、まったく覚えていないことを少し残念に思いながらも、王太子さまの優しい行動に胸が温まる思いだった。
「シャルヴェさまは、リリアーヌさまのことが、大変お気に召されているように思いますが……」
「私の?」
私が聞き返すとバスチューは大きくうなずく。
「私がベッドで唸っておりました間、エドガーがシャルヴェさまの近くで働いておりましたが……リリアーヌさまになにか変化があるとすぐにこちらに駆け付けられたと聞きました。今までなににも動じるようなお方ではございませんでしたので、エドガーが驚いておりました」
そうだったの……。
三日三晩意識が戻らなかったと聞いた。
その間、王太子さまは、何度も来てくれたのだろうか。
私は、まったく覚えていないことを少し残念に思いながらも、王太子さまの優しい行動に胸が温まる思いだった。
「シャルヴェさまは、リリアーヌさまのことが、大変お気に召されているように思いますが……」