冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
自分に剣を向けた王太子さまのことで頭を下げるバスチューに驚きながら、本当はふたりの間にはたしかな絆があることを感じた。
「バスチュー、頭をあげて? 私は生涯サノワで生きていこうとここに来ました。でも、王太子さまの負担にはなりたくありません」
足のケガの責任のために、ここに置いてくれようとしている王太子さまの心遣いに感謝しながらも、そんなことで彼に迷惑をかけたくなかった。
「シャルヴェさまが負担になど感じておられるわけがない。リリアーヌさま。どうかもっとシャルヴェさまのことをお知りになってください。お願いします」
「あっ、もう頭を下げるのはよして」
こういうことには慣れていない。
「リリアーヌさま。私はリリアーヌさまに命を助けられました。リリアーヌさまのためならばなんでもいたします。どうかなんなりとお申し付けください」
「バスチュー、頭をあげて? 私は生涯サノワで生きていこうとここに来ました。でも、王太子さまの負担にはなりたくありません」
足のケガの責任のために、ここに置いてくれようとしている王太子さまの心遣いに感謝しながらも、そんなことで彼に迷惑をかけたくなかった。
「シャルヴェさまが負担になど感じておられるわけがない。リリアーヌさま。どうかもっとシャルヴェさまのことをお知りになってください。お願いします」
「あっ、もう頭を下げるのはよして」
こういうことには慣れていない。
「リリアーヌさま。私はリリアーヌさまに命を助けられました。リリアーヌさまのためならばなんでもいたします。どうかなんなりとお申し付けください」