冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「今日は杏子の砂糖漬けだ。きちんと並べたら、順にあげよう」
お菓子を用意しているの?
そんなことを聞かされていなかったので意外に思ったけれど、王太子さまの優しさに心が和んだ。
最初からこの子たちに会いに来たのかもしれない。
エドガーが肩からかけていた大きなバッグから杏子の砂糖漬けを出し、王太子さまに渡している間に、子供たちはきちんと一列に並び始めた。
その目はどの子も輝いていて、いい笑顔をしている。
だけど、小さな女の子だけが私の足にまとわりつき、並ぼうとはしない。
「どうしたの? 嫌いなの?」
「ううん……」
顔を伏せて泣き出しそうな顔をする女の子をどうしたらいいのかと考えあぐね、王太子さまに声をかけようとした。
お菓子を用意しているの?
そんなことを聞かされていなかったので意外に思ったけれど、王太子さまの優しさに心が和んだ。
最初からこの子たちに会いに来たのかもしれない。
エドガーが肩からかけていた大きなバッグから杏子の砂糖漬けを出し、王太子さまに渡している間に、子供たちはきちんと一列に並び始めた。
その目はどの子も輝いていて、いい笑顔をしている。
だけど、小さな女の子だけが私の足にまとわりつき、並ぼうとはしない。
「どうしたの? 嫌いなの?」
「ううん……」
顔を伏せて泣き出しそうな顔をする女の子をどうしたらいいのかと考えあぐね、王太子さまに声をかけようとした。