冷酷王太子はじゃじゃ馬な花嫁を手なずけたい
「はい。天涯孤独となった私は、そのとき……怒りに狂い門の外まで来て、主人を返してほしいと泣いてしまいました。王太子さまも必死に戦いに挑まれたのに、我ながら恥ずかしいことをしたと思っています」
私はそれを聞いて首を振った。
そうなるコールの気持ちがわかるからだ。
「すると、王太子さまが直々に出てきてくださり……ランシャンさまが止めるのにも係わらず『すまなかった』と頭を下げてくださったんです。そして、『身を寄せるところがないのなら、ここで働け』とおっしゃって下さいました」
そんなことがあったんだ。
やはり王太子さまは優しい人だわ……。
「ここで働き始めてから、王太子さまの苦悩も、王太子さまを支えていらっしゃる人たちの素晴らしさも、よくわかりました。バスチューなら、必ずやイヤールドに平和をもたらすはずです」
「そうね。いつか皆でバスチューに会いに行きましょう」
「はい」
ユノヘスもイヤールドも、未来は明るい。
私はそれを聞いて首を振った。
そうなるコールの気持ちがわかるからだ。
「すると、王太子さまが直々に出てきてくださり……ランシャンさまが止めるのにも係わらず『すまなかった』と頭を下げてくださったんです。そして、『身を寄せるところがないのなら、ここで働け』とおっしゃって下さいました」
そんなことがあったんだ。
やはり王太子さまは優しい人だわ……。
「ここで働き始めてから、王太子さまの苦悩も、王太子さまを支えていらっしゃる人たちの素晴らしさも、よくわかりました。バスチューなら、必ずやイヤールドに平和をもたらすはずです」
「そうね。いつか皆でバスチューに会いに行きましょう」
「はい」
ユノヘスもイヤールドも、未来は明るい。