エリート上司の甘い誘惑
忘年会って言ったって、別に大がかりに特別なことをするわけでもない。
毎年営業部で行われる、大人数の飲み会だ。
出席欠席を確認して、一人いくらで計算してお金集めて、当日は代表で会計をする。
することと言えばそのくらい。
一番手間なのは、店選びだ。
社員食堂で私の隣に座る東屋くんが、うきうきしながらスマホで店探しをしている。
「どこがいいでしょうね、さよさん」
「待ってよ、私まだ食べてるし」
「俺は食べ終わりましたもん。さよさん、焼き鳥好きだよね」
先に食べ終わった彼が、店を検索してあれこれと候補を上げてくれている。
向かいに座った望美から生ぬるい視線が飛んできて、私が睨むと彼女は肩を竦めてランチに視線を戻した。
「焼き鳥、好きだけどね。私の好みより、まず大人数入れる座敷があるかどうかと然程遠くないとこを探すべきでしょ」
毎年営業部で行われる、大人数の飲み会だ。
出席欠席を確認して、一人いくらで計算してお金集めて、当日は代表で会計をする。
することと言えばそのくらい。
一番手間なのは、店選びだ。
社員食堂で私の隣に座る東屋くんが、うきうきしながらスマホで店探しをしている。
「どこがいいでしょうね、さよさん」
「待ってよ、私まだ食べてるし」
「俺は食べ終わりましたもん。さよさん、焼き鳥好きだよね」
先に食べ終わった彼が、店を検索してあれこれと候補を上げてくれている。
向かいに座った望美から生ぬるい視線が飛んできて、私が睨むと彼女は肩を竦めてランチに視線を戻した。
「焼き鳥、好きだけどね。私の好みより、まず大人数入れる座敷があるかどうかと然程遠くないとこを探すべきでしょ」