溺愛副社長と社外限定!?ヒミツ恋愛
「恥ずかしすぎて消えたい……」
「え? ――あぁ、もしかして裸を見られたことを気にしてる?」
言葉にしないでほしい。
はっきり言われて、さらに耳まで熱くなる。
「さっきも言ったけど、美緒奈の体は全部知ってるから。……まぁいくらそうは言っても、欲望を抑えるのにこれでも必死だったけどね。美緒奈、綺麗だから」
ボン!と爆発でも起こしてしまったんじゃないかというほど、顔から火の手が上がった。
本当にやめてほしい。
「そういう反応もかわいいし。浴衣姿も妙に色っぽい。つまり、俺が美緒奈をいじめたくなるのは、全部美緒奈のせいというわけだ」
「――そんな!」
つい握った拳は京介さんの手に優しく包まれた。
反論はあっさりと引き下がる。
京介さんに引き寄せられ、腕の中に抱き留められた。
彼の手が濡れた私の髪を愛しそうに撫でる。
「なんだろうな、ものすごく幸せな気分だ」
「……私もです」