孤高のラプソディー
「あぁ、フィーリアス‼︎
助けてよ‼︎ 翡翠が今から国立大図書館に行くって…」
おぉ、こいつがフィーリアスか。
ん?名前か?名字か?
そんな疑問が伝わったのか、男の子が自己紹介してくれた。
「俺の名前は、フィーリアス・ルイス
得意魔法は植物と風だ。
しっかし、そんな体で、外出するとか、お前正気かよ…
それともバカなだけ?」
………おぃ、こいつ私を馬鹿にしたな… ?
「私は、正気だ。
馬鹿じゃない‼︎
私は国立大図書館に行って、やらなきゃいけないことがあるんだよ‼︎」
ついつい、喧嘩腰になってしまうが、気にしない。
「第一、自分のせいでこんなんになって、治療してもらっている身のくせして、我儘過ぎじゃない?」
……だめだ…………。
こいつとは一生分かり合える気がしねぇ…
確かに行ってることはごもっともだけど、言い方ってもんがあると思うんだよね〜
マジムカつく…
そんな険悪な2人を、交互に見つめアタフタするロム。
私に抱きついているツィアンス。
なんかごめんよ、2人とも。
でもこればかりは、我慢ならない。