イケメンエリート軍団の籠の中
「全然、大丈夫です!
今日はちょっと緊張してたりして、食べないくらいがちょうどいいので」
舞衣は最高の笑顔を浮かべてそう言ったはずだったのに、舞衣を囲んでいる3人の表情はそうではない。
「凪になんか言われたんだろ?」
女の子の気持ちが分かるせいか、ジャスティンは切なそうな目をして舞衣に聞いた。
「何も言われてないです」
舞衣が必死になればなるほど傷ついてしまった心が何かを訴えるのか、ここに集まっている3人は顔を歪めて舞衣を見る。
「マイマイ、凪はね、皆に対してあんな感じなんだ。
絶対、悪い奴じゃないんだけど、仕事柄、攻撃的にならないとやっていけない特別な事をしてるせいもあるし、大金持ちで育ってきてるから人の気持ちが読めないところもあって」
映司は美し過ぎる整った顔を、舞衣のためにだけほころばせた。
「あ、本当に大丈夫です…
私、何も気にしてませんから…」