イケメンエリート軍団の籠の中
「舞衣、社長室の前にあるサロンで食べてきなよ」
サロン??
あ、あの素敵な休憩室のような待合室のようなところだ…
「はい、ありがとうございます。
急いで食べてきます」
「ゆっくりでいいよ。
僕は、初日で舞衣が辞めたりしちゃう方がショックだからさ。
英語のレッスンも別に今日じゃなくてもいいし」
ジャスティンの青い綺麗な瞳は、伏し目がちで寂しそうだ。
「大丈夫です!
サンドイッチを食べたら、すぐに始めて下さい。
よろしくお願いします」
舞衣が元気にそう言うと、ジャスティンは嬉しそうに笑った。
舞衣はまだそこに座っているジャスティンの分までコーヒーを淹れた。
このサロンはセルフのコーヒーメーカーからエスプレッソマシンまで、お茶と名のつく飲み物はここで全てがまかなえるようになっている。
舞衣がジャスティンの隣に座りサンドイッチを頬張ると、ジャスティンはホッとした顔をして舞衣にこう聞いた。
「凪に何言われた?」