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美夜
”沙智は私の大事な友達で、達巳と沙智は男友達。だから大丈夫”

達巳
”だよなー。
沙智はどう転んでも女友達にはならないもん”

美夜
”そういうことで、沙智。達巳をよろしくー”

達巳
”よろしくー”

「ねえ。ほんとにうちに住む気?」

「さっきからそういってるよねー?」
 
へらへら笑いながら、達巳が店員を呼び止める。

「沙智は?まだ飲む?」

「飲む」
 
こんな事態。
飲まずにはいられない。

達巳は店に入ったときと同じ顔で、へらへら笑ってる。

いつも、そう。
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