見えない僕と彼女の気持ち
「大丈夫だよ、心配しないで。
もう子供じゃないんだし」
『ほんとに?
もしかして、あの彼女と別れたんじゃないの?』
「……うるさい。
話それだけ?
もう切るよ」
『ちょっと待って。
朋幸、とも……』
母を無視して携帯を切り、その辺に放り投げた。
ぼすっ、ベッドに寝転び天井を見上げる。
……どうするかな、これから。
外に出ると奇異の目しか待っていないので、当然外には出れない。
暫くひきこもりの生活しかないわけで。
……はぁーっ。
ため息をつくと同時に、ぐるるるるるっとおなかが派手な音を立てた。
……おなか、すいた。
なにか食べるもの、あったっけ。
もう子供じゃないんだし」
『ほんとに?
もしかして、あの彼女と別れたんじゃないの?』
「……うるさい。
話それだけ?
もう切るよ」
『ちょっと待って。
朋幸、とも……』
母を無視して携帯を切り、その辺に放り投げた。
ぼすっ、ベッドに寝転び天井を見上げる。
……どうするかな、これから。
外に出ると奇異の目しか待っていないので、当然外には出れない。
暫くひきこもりの生活しかないわけで。
……はぁーっ。
ため息をつくと同時に、ぐるるるるるっとおなかが派手な音を立てた。
……おなか、すいた。
なにか食べるもの、あったっけ。