不器用なコイビト。
波乱の球技大会
・次の日・
「あっ、今回バスケじゃん」
「うえ~ほんとだ」
何の話しかと言うと、明後日…女子の殆んどが嫌だって言う“球技大会”なのです。
その話を今日のホームルームで聞いたと言う事で、女子達は落胆していたのでした。
「めんどーい、授業の方が何倍もまし」
「ほんとほんと。こういう時だけ、授業の存在が神様に見えるよ…」
「まぁまぁ、いいじゃん。頑張ってボール追いかけるだけでもさ」
「そんなこと言って知香は元バスケ部じゃんか」
「はははっ…」
何だかきつくて、上達する前に辞めちゃったんだよな~。
だから私も同じく球技大会は嫌い!!
だけど、どうしようもないしね(汗)。
「あっ、そうだ。皆にもう1つ言う事が会ったんだ」
“何何~?”という生徒たちの声を横目に、先生は廊下に向かって手招きをした。
ザワッとした空気の中、1人の人影が教室の中へを姿を見せた。