この空の彼方にいるきみへ、永遠の恋を捧ぐ。
「結局私はっ……お父さんにとっていらないゴミと一緒だっ。お母さんの代わりに死ねばよかったって……そう言ったんだから……」
「美羽……美羽は捨てられては無いんじゃないかな」
お粥を食べるのも忘れて泣き出す私を、棗くんはそっと抱きしめて、そう言った。
「でも、お父さんは……棗くんの前でも言ってましたよね?私は、お酒を買うための、ご飯を作るだけの……家政婦と一緒だって……」
「美羽のお父さんは、確かにそう言ったけど……。俺は、美羽に帰ってきて欲しいんじゃないかって思った」
帰ってきてほしいのは、私がいないと家事をする人間がいないからってだけ。
それ以外に何の理由があるっていうんだろう……。
「美羽を連れて帰りたいのに、どうやって優しくしたらいいのか分からない……」
「え……?」
「お母さんの代わりに死んだらいいって言ったのは、お母さんを失った悲しみを、美羽にぶつけることしか出来なかったからかもしれないね」
私に、ぶつけることしか出来なかったから……?
私だって、お母さんがいなくなって悲しい。
だけど、お父さんと生きていこうって前を向こうとしたのに、お父さんは……ずるいよ。