この空の彼方にいるきみへ、永遠の恋を捧ぐ。



「あの、棗くん……」

「ん?」


私は布団から手を出して、頭を撫でる棗くんの手を掴んだ。

すると、棗くんは驚いた顔をする。


「手を……握っててもらえますか……?」


どうして、風邪になるとこんな風に寂しくなるんだろう。

1人の時は、平気だったのに……。

棗くんの傍にいると、途端に心細くなる。


「美羽……うん、もちろんだよ。美羽が眠るまで、ううん……目が覚めた時も、傍にいるって約束するから……」


そう言った棗くんが、私の手を握り返す。

それに、ホッとしたからか、私はどっと眠気に襲われた。


「良かっ……た……」

「うん、だからおやすみ、美羽」


その声に誘われるように、私はまた眠りについた。


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