クールな御曹司にさらわれました
声に出せてないけど、心の中では絶叫しております。痛い痛い痛いーッ!頭割れるーっ!!ちょ、おま、何やってんじゃーっ!!痛いわーっ!!
状況がわからないまま、顔を持ち上げさせられると、そこには冷淡悪魔の誘拐犯・羽前尊の形相があった。大きな手で私の頭をわしづかみ、ぎりぎりと締め上げている。
「何を他人事感丸出しに頭下げてるんだ。真中妙」
ひ~、顔怖~!何この人、殺し屋?
「あっあの!頭!痛い!痛いんで!」
私の抗議など聞く気はなさそうな悪魔は、とびきり低い声で言う。
「おまえは勘違いしているぞ。おまえには仕事が残っている」
「いえ、私じゃお役にたてないと思います!あの父には、私も幼少より振り回されてまして、私程度にどうにかできる人間ではなくてですね!」
「いいか?おまえは人質だ」
人質とか物騒すぎるワード出ました。やっぱり私、本格的に誘拐されてるのね、あああ。
「父親から電話がかかってきたら、すぐに居場所を聞き出し、俺に報告しろ」
「わかりました!それはもちろん、協力させていただきます!」
昔から父のことで頭を下げまくってきた私です。こんな脅し、即行へりくだりますわ!無用な争いはノーサンキュー!
「万が一、期限までに父親が捕まらなかった場合、おまえはアラブの青年実業家に嫁入りが決まっている」
「へぁ!?」
またしても変な声が出てしまった。アラブ?青年実業家?嫁入り~!?
なに、そのパワーワード!!
状況がわからないまま、顔を持ち上げさせられると、そこには冷淡悪魔の誘拐犯・羽前尊の形相があった。大きな手で私の頭をわしづかみ、ぎりぎりと締め上げている。
「何を他人事感丸出しに頭下げてるんだ。真中妙」
ひ~、顔怖~!何この人、殺し屋?
「あっあの!頭!痛い!痛いんで!」
私の抗議など聞く気はなさそうな悪魔は、とびきり低い声で言う。
「おまえは勘違いしているぞ。おまえには仕事が残っている」
「いえ、私じゃお役にたてないと思います!あの父には、私も幼少より振り回されてまして、私程度にどうにかできる人間ではなくてですね!」
「いいか?おまえは人質だ」
人質とか物騒すぎるワード出ました。やっぱり私、本格的に誘拐されてるのね、あああ。
「父親から電話がかかってきたら、すぐに居場所を聞き出し、俺に報告しろ」
「わかりました!それはもちろん、協力させていただきます!」
昔から父のことで頭を下げまくってきた私です。こんな脅し、即行へりくだりますわ!無用な争いはノーサンキュー!
「万が一、期限までに父親が捕まらなかった場合、おまえはアラブの青年実業家に嫁入りが決まっている」
「へぁ!?」
またしても変な声が出てしまった。アラブ?青年実業家?嫁入り~!?
なに、そのパワーワード!!