クールな御曹司にさらわれました
ホームにたどり着くと、下りの最終がホームに滑り込んできたところだった。
どっと降りる乗客を見送り、空いた座席につくと改めてボストンバッグを開けた。
おかしい。こんなに早く正確に見つかるなんて。
外側のポケットには何もない。内ポケットを覗くと、あった!小さな万歩計みたいな機械。これもたぶんGPSだ。
なんてことだろう、しくじった。
もう捨てきったと思っていたのに、こんな目立つものが入っていた。
これで尊さんは私の居場所を見つけたのだ。
どうやったら壊せるかわからないので、次の駅のわずかな停車時間、私はホームに飛び出し、そのGPSをゴミ箱に突っ込んだ。
取って返し座席にどさりと身体を預けた途端、ぷしゅーと締まるドア。
よし、当座ごまかせる。逃げられる。しかし、私がどの路線に乗り、どの方面に向かっているかは捕捉されてしまうだろう。
終点にたどり着く前に手前の駅で降り、私は深夜のタクシーを捕まえるのだった。
どっと降りる乗客を見送り、空いた座席につくと改めてボストンバッグを開けた。
おかしい。こんなに早く正確に見つかるなんて。
外側のポケットには何もない。内ポケットを覗くと、あった!小さな万歩計みたいな機械。これもたぶんGPSだ。
なんてことだろう、しくじった。
もう捨てきったと思っていたのに、こんな目立つものが入っていた。
これで尊さんは私の居場所を見つけたのだ。
どうやったら壊せるかわからないので、次の駅のわずかな停車時間、私はホームに飛び出し、そのGPSをゴミ箱に突っ込んだ。
取って返し座席にどさりと身体を預けた途端、ぷしゅーと締まるドア。
よし、当座ごまかせる。逃げられる。しかし、私がどの路線に乗り、どの方面に向かっているかは捕捉されてしまうだろう。
終点にたどり着く前に手前の駅で降り、私は深夜のタクシーを捕まえるのだった。