クールな御曹司にさらわれました
「真中様、本来ならお店に直接お送りする予定でしたが、尊様からまだかかる旨連絡がありました。恐れ入りますが、このまま尊様のところへ向かいます。御台寺が真中様のお相手をいたしますので」
加茂さんの馬鹿丁寧な言葉によると、どうやら尊さんの会社に向かうらしい。
うわー、なんか妙に緊張。
「加茂さん、私はどんな顔で行けばいいんでしょうか?」
一応、加茂さんに聞いてみる。だって、借金のカタに身柄を押さえられた人質が、金貸旦那のお仕事先に着飾って訪問よ?どういう状態よ、これ。
おそらくは70代近い加茂さんは思ったより陽気に笑った。
「そのままでよろしゅうございますよ。真中様はとてもお綺麗に化けられてますから、尊様のデートのお相手の令嬢くらいには見えます」
化ける?
ん?なんか引っかかる。
「尊さんの噂の相手!とかって騒がれません?不本意なんですが」
加茂さんはまたまた楽しそうに笑う。
「尊様は年中、女性のお相手で食事に駆り出されてますから、おひとり増えても誰も気にしません」
「それって!とんでもないタラシってことじゃないですか?」
「ほとんどお仕事関係の方やそのご家族です。真中様が一番庶民派なお相手になりますよ」
加茂さんの馬鹿丁寧な言葉によると、どうやら尊さんの会社に向かうらしい。
うわー、なんか妙に緊張。
「加茂さん、私はどんな顔で行けばいいんでしょうか?」
一応、加茂さんに聞いてみる。だって、借金のカタに身柄を押さえられた人質が、金貸旦那のお仕事先に着飾って訪問よ?どういう状態よ、これ。
おそらくは70代近い加茂さんは思ったより陽気に笑った。
「そのままでよろしゅうございますよ。真中様はとてもお綺麗に化けられてますから、尊様のデートのお相手の令嬢くらいには見えます」
化ける?
ん?なんか引っかかる。
「尊さんの噂の相手!とかって騒がれません?不本意なんですが」
加茂さんはまたまた楽しそうに笑う。
「尊様は年中、女性のお相手で食事に駆り出されてますから、おひとり増えても誰も気にしません」
「それって!とんでもないタラシってことじゃないですか?」
「ほとんどお仕事関係の方やそのご家族です。真中様が一番庶民派なお相手になりますよ」