クールな御曹司にさらわれました
すると、制服のポケットでスマホが振動している。
そっと取り出してデスクの下で見ると、そこにはこんなメッセージ。
羽前尊『迎えにきた』
はぁ!?
迎え!?頼んでませんけど!?
そこで思い出す。そういえば、今夜は空けておけとか言われたような言われないような。
考えているうちに第二のメッセージ。
羽前尊『今、受付まで来ている』
「はぁぁ!?」
今度はとうとう声が出てしまった。横にいた小森がびくっと肩を揺らす。
「どうした?真中?」
「ちょっとアクシデント……、定時まであと一分ね。定時過ぎた瞬間、退勤押して飛び出すけど、よろしく」
それとなくデスクを片付け退勤準備を済ませ、定時になった瞬間にPCで退勤を入力する。
バターンとオフィスにドアが開く音が響いた。
き・昨日も聞いた……この音……。実際はさほど大きな音ではなかったけれど、私にはそれが誰かわかっていたから余計に耳につくというか……。
中小企業の営業部のオフィスには現在人員が15名ほど。
全員が出入り口に立つ身なりの良い男に視線を集中させた。
そっと取り出してデスクの下で見ると、そこにはこんなメッセージ。
羽前尊『迎えにきた』
はぁ!?
迎え!?頼んでませんけど!?
そこで思い出す。そういえば、今夜は空けておけとか言われたような言われないような。
考えているうちに第二のメッセージ。
羽前尊『今、受付まで来ている』
「はぁぁ!?」
今度はとうとう声が出てしまった。横にいた小森がびくっと肩を揺らす。
「どうした?真中?」
「ちょっとアクシデント……、定時まであと一分ね。定時過ぎた瞬間、退勤押して飛び出すけど、よろしく」
それとなくデスクを片付け退勤準備を済ませ、定時になった瞬間にPCで退勤を入力する。
バターンとオフィスにドアが開く音が響いた。
き・昨日も聞いた……この音……。実際はさほど大きな音ではなかったけれど、私にはそれが誰かわかっていたから余計に耳につくというか……。
中小企業の営業部のオフィスには現在人員が15名ほど。
全員が出入り口に立つ身なりの良い男に視線を集中させた。