残虐姫
姫目線


んっ

此処何処?

まさか!誘拐!どうしましょ!

ガチャ

「姫?起きた?大丈夫?」

『大変よ!美幸私達誘拐されたみたい!』

そう言うと美幸は不思議そうな顔をした

まさかっ!洗脳されている

「あはは!姫寝ぼけてるの?此処はBlackの倉庫で爽他さんの部屋だよ」

へっ


だんだんと顔に熱が集中してくる

『今のこと忘れなさい!』

「えーどうしよっかなー」

『うっ美幸の好きなアイスまた今度買ってあげるわ』

「えっ本当に!?やったーうん!忘れる忘れるー」

美幸が単純でよかったわ

フゥ〜

「あっ!姫具合はどう?」

『えぇもう大丈夫よ』

「そっか〜!あっ!今日は泊まっていってねー!」

『でも迷惑なんじゃ』

「そんなことないよ!それに姫はBlackの一員じゃん!」

Blackの一員かぁ

嬉しいなぁー

『それじゃあお言葉に甘えて』


「わーい!それじゃあご飯にしよ!」

『あっそうだわ朝ごはんは任せてね』

そう言うと


ピキッ





「ダメだよ!」

えっ

『どうして?』

「だってあのそれはそのあっ!姫は病人なんだから」


『だからもう大丈夫よ』

「えっとでも念には念をって言うし」

ふふっ美幸は心配性ね

『わかったわ』

また今度何か作ってきましょう

ふふっ腕がなるわ!



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