残虐姫
ガチャ

「あっ姫ちゃん!大丈夫〜?」

花蓮が心配そうにこっちに来た

『えぇ大丈夫よ。』

「よかったぁ〜!心配したよぉ〜」

『ふふっありがとう』

「姫ちゃん大丈夫?」

爽他が心配そうにこっちに来た

みんな心配性ね

『えぇ大丈夫よ。爽他部屋貸してくれてありがとう』

「いいよ。そんなことより今日はゆっくりしろよ」

ふふっ今日も爽やかね

『えぇ』

「さっ!ご飯にしよ!今日のご飯はなんですか?夏樹さん!」

凄いわ美幸に犬の尻尾が見える

「今日は肉じゃがだよ」

肉じゃが?何かしら?
もしかして何かの略し言葉かしら?

私そういうのには疎いから

「姫?肉じゃが嫌い?」

美幸が心配そうにこちらを見ていた

『何でもないの花蓮ちょっと』

要とイチャついている花蓮の手を引いて少し遠くに行く

「ッチ」

舌打ちしないでよ要

こっちだって緊急事態なのよ

「どうしたのぉ〜?姫ちゃん?」

『花蓮肉じゃがって何かしら』

シーン

あら?固まってしまったわ!
どうしよ!


「エーーーーーー!!!!」


あわあわしていると花蓮が今日一番の大声をあげた


バサッ‼︎

「どうした?」

いつの間にか花蓮は要に抱きつかれており
花蓮は顔を真っ赤にさせてた

「えっとぉ〜」

言ってもいいの?っと目で花蓮が私に確認を問う

やめて!お願い!美幸にこんなこと知られたら絶対にアイス10個くらいおごらされる
お金には困ってないけど


でも!何だか奢るって言うのは嫌いなのよ!





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