残虐姫

その視線にきずいたのか

「実は〜えっとぉ〜あっ！姫ちゃんが恋って何〜って質問されたからぁびっくりしちゃってぇ」


「花蓮嘘でしょ」

「えっ‼︎そんなことないよぉ〜汗」

花蓮それはバレてしまうわ。
それは私が最も言わない質問


墓穴を掘ってしまったわ

こうなったら

『花蓮聞き間違いよ。一ヶ月前に鯉を買ったのだけれど最近元気がない子がいてね…それを相談していたの』

鯉を買ったのは嘘ではない
元気がないのは嘘だけど…
でも！今は緊急事態！美幸お願い！単純でいて

「なんだ〜そうだったんだーほら！そのことはまた後で！ご飯食べよー！」


単純でよかったわ

その反応を見て花蓮も苦笑いだし

『そうね』

ごめんなさい美幸。

心の中で謝っておくわ

そう思いながら席に着いた

机の上にはジャガイモとお肉とあとは色々
これが肉じゃが？嫌でも違うかもしれない

「みんなぁ手を合わせて〜いただきまぁ〜す！」

可愛い

天然記念物ね

『いただきます』

それぞれ食べ始める

どうしましょ肉じゃがってどう食べるの？

えっとぉ
こんな事ならシェフに頼んで作ってもらうべきだったわ

「姫？まだしんどい？」

『いいえ大丈夫』

「そう？無理しないでね」

どうしよう非常にまずいわ

こうなったら！みんなの食べ方を真似するしかないわ！

まずはみゆきを見てみましょう

ジーーーーーーー

シュッ


ダメだ！一瞬でおかずが消えていくわ！
これじゃあ真似できない

花蓮は

「要自分で食べれるよぉ〜」

「、、、アーン」

「うぅ〜アーン」

予想外だったわ

アァーーー！もうどうしたら！

そうだわ爽他なら

ジーーーーーーー

ダメだわ爽やかにコーヒーしか飲んでない
いつ食べるかわからないわ

どうしたらいいの

「姫ちゃんどうかした？」

ハッいつの間にか爽やかさに見惚れてしまったのね

『いいえ何でもないの』

「もしかして肉じゃがの食べ方を知りたいのか？」