残虐姫
「ゆうも一緒に寝てたの?」

「なるしがいるからな」

「優らしいね」


あら?何だかなごやかムードね。

これは邪魔を入れてはダメよ!日本はただでさえ子供が少ないのだから恋を邪魔してはダメよ!


「僕はなるしじゃ『こっちへ来なさい』はい…」


もう!こんなになごやかムードなのがわからないのかしら?


「あっ!優私将来の夢決まったんだよ!」

「そうか」


ほら!あんなの見てたら分かるでしょ!


何あの優の顔!キモいほど優しいわ!

朝だからですって!?

いいえ違うわ!あれはまさに恋の目よ

目が目がー!そう言っているわ!

「くるみ思ったんだけどー優と美幸は付き合ってるのー?不思議どアップアップ!」



「まさか〜そんなわけないじゃん!あっ!皆んなにも教えとくね!私の将来の夢はー副社長でーす!」


ふふっ久留美ったら余計なことを〜


『くるみあとで来なさい』

「怖いどアップアップ!」

「まぁまぁあっ!まぁまぁといえばね!昔私のお母様が言ったの!まぁまぁ私の子は本当に可愛いわねーって!もーお母様ったらー!」


出た!樹里のマシンガントーク!

朝なのにやるわね

尊敬するわ


グゥーーー




音のなる方を見てみると


要が死にそうな顔をしていた

『あっそういえばご飯まだだったわね』


「確かに〜お腹すいたねぇ〜」


「ご飯にしようぜ!」



って事なのでご飯の時間になった













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