残虐姫
『花蓮!』

「雅ちゃん!」

『久しぶりね元気だった?』

「もちろんだよぉ〜!雅ちゃんの方こそ元気だった?」

『えぇもちろんよ!』

少し大人びた顔立ちになった花蓮は綺麗だった

しかも花蓮はなんと

「、、、走ると危ない」

「ごめんねぇ〜つい嬉しくなっちゃって」

「、、、赤ちゃんいるから気をつける」

「そうだねぇもうしない〜」

そう要と結婚をししかも妊娠中らしいの

ラブラブで何よりだわ

「花蓮は要と今でもラブラブですなー」

「あはは〜もちろんだよぉ〜!美幸ちゃんだって優くんとラブラブでしょ〜?」

「えっ!私と優はその…///」

『美幸はもーそれはそれはラブラブになっちゃったわよ』

「きゃーーそれはそれは何よりでーす!」

「ねぇそろそろ入りましょう。みんなもうついてるみたいよ」

つい話し込んじゃったわね

樹里が止めてくれなかったらずっと話し込んでるところだったわ

「そうだねぇ〜じゃあインターホン鳴らそっか」


ピーーンポーーン


「はい?」


『白鳥雅です』

「あら?雅ちゃん?まぁまぁ!久しぶりねー!今開けるわね!ちょーっと待ってて!」

要のお母さん相変わらず爽やかな人だなぁ


インターホン越しからでも伝わってきたわ

ガチャ

「いらっしゃーい!」

『こんばんわ』

「みやびちゃーん!テレビで見たわよ!ついに!日本トップが入れ替わったー!ってテレビで騒がれてたわね!」


爽やかな風を纏いながら笑顔で出迎えてくれた要のお母さん

『ありがとうございます。でもこれは美幸の力あってのことです』

「まぁ!美幸ちゃんも!副社長として優秀なのね〜!素晴らしいわ!あら?花蓮はちゃん?あなたの喫茶店今話題よねー」

「今度ぜひ来てくださいねぇ〜」

「もちろんよ!要くんもイケメンになっちゃってこのこのー!」

肘でこのこのーっとしている要のお母さんは元気そうだった

何よりだわ




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