残虐姫
爽他目線

もうすぐ花蓮が帰って来る時間だな

花蓮喜んでたし新しい女友達が出来たって

ガチャ

「花蓮おかえり。美幸は久しぶりだね。えっとそちらの方は?」

見知らぬ女の子が俯いていた

問いかけてみるとサッと顔を上げて

『白鳥姫です。花蓮とは友達で今日はハンバーグの練習をしに来ました』

一瞬女神と思ってしまった

目の前にいる彼女は綺麗な顔立ちでそれはもうこの世のものとは思えないほど


ハッ!つい見とれてしまった

「ハッ!あっごめんねついボーッとしちゃって」


いけないいけない自己紹介をしなくては

「Blackの幹部やってる月影爽他です。気軽に爽他って呼んで?」

『えぇよろしく私も気軽に姫と呼んで?』

一つ一つの仕草がまるで映画のワンシーンを見ているようだ

「おぉー!姫が!姫が!男の人に気を許したーーー!」

『そうね爽他はそんな人じゃないってわかるし
これからもよろしくね?爽他』

そう言って微笑んだ姫ちゃんはとにかく可愛くて綺麗ではなじがでそうになり

ダッ


ガチャ


慌てて逃げてしまった

初めてだ女にこんなに取り乱してしまったのは
何だ?この感情はまさか!病気か!病院嫌いなんだけど病気なら行かないとな


はぁー

少し寝ようそう思いベットに寝転がる

目を閉じると姫ちゃんのさっきの微笑んだ顔が出てきた

まさかな俺まさか



変態だったのか!?なんかショックだ

そう思ってたらいつの間にか寝ていた




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