残虐姫
『ありがとうでも気持ちには答えられません
まずその気持ち悪い頭をなんとかしなさい。赤髪だなんて髪が傷んでしまいます。見てて痛い人ですそして口説き方も勉強しなさい。貴方は頭が悪いようだから言います。正直に言って貴方は馬鹿の中の馬鹿でトップに立てる存在だと私は思っているわ』
そこには物凄い殺気を放ちそして笑顔がいつもとは違い黒い笑いをしながら毒をまいた
一瞬誰かわからなかった
あんなに綺麗で黒とは関係ないと思えるような白さなのに今は黒だと思うほどだった
「馬鹿の中の馬鹿のトップ泣」
昴の方を見ると恐怖とショックで泣いてしまっていた
「、、、毒舌」
わっ‼︎いつの間にか要が後ろに立っていた
『本当のことを言ったまでよ』
姫ちゃん何者なんだろう
黒い何かが見えたような気がした
後ろの要を見ると同じ事を思っていたようで頷いた
そんなことを思いボーッとしてると
気がついたら
昴が泣きながら下に降りていったところだった
そして今姫ちゃんを二人で謝りに行こうと言っているところだった
チャンス!要と二人で姫ちゃんのことについて話せる!
「行ってらっしゃい」
「、、、」
手を振りみんなが出て行った
「それで要が起きて来るなんてよっぽどの事しかない。やっぱり姫ちゃんの殺気で起きたんだよな?」
そう問いかけると
「、、、あぁ」
「どう思う?姫ちゃん只者じゃないと思うけど」
「、、、只者じゃないことはわかるだが美幸が一緒にいるということは大丈夫だと思う」
確かに美幸はそう言う事には敏感だから
大丈夫だと思う
ガヤガヤ
ん?下が騒がしいな
「ちょっと下を見に行ってくる」
「、、、あぁ」
ガチャ
下に降りてもう一つのドアを開けると
ガチャ