残虐姫
早速私服に着替えアンジュを抱っこし玄関に向かう

ガチャ

広い庭を抜け倉庫まで歩く

「ミャー」

『お外だよーまた今度お庭で遊ぼうね?』

楽しそうにキョロキョロするアンジュ。

正直に言ったら可愛すぎて倒れそうよ!

あっそうこうしているうちに着いた

「あっ!姫さん!こんにちわ!」

外にいた子達が挨拶してくれた。

『敬語は無しだよね?だって私ももう下っ端なんだから』

そうよ!記憶にないとはいえ勝ったのは勝ったんだから敬語は無しでいいはず!

「あっ!そうでした、、だったな!元気か?姫」

やった〜!敬語が無しになったわ!一歩前進!

「ミャー」

モゾモゾッと腕の中で動くアンジュ

可愛い〜

「ん?猫?飼ってるのか?」

『えぇアンジュって言うのよろしくね?』

「ミャー!」

「おう!よろしくな!アンジュ!」

ガラガラ

「ねぇ翔姫まだきてない?」

「あっ!来てるぜ!アンジュも一緒だ!」

『美幸ごめんなさいね?遅くなって』

そういった瞬間何かが抱きついてきた

「ミャッ!」

その瞬間アンジュがびっくりして倉庫のガレージの隙間に逃げていった

『アンジュ‼︎』

「えっ?あっごめんね!来てくれないと思ってたからつい!ガレージの方だよね」

美幸だったのね抱きついてきたの

『えぇ急ぎましょ』


ガレージの隙間を見ると男の人の足に擦り寄っているアンジュがいた

ガーン

『わっ私のアンジュなのに』

「姫落ち込まないで!」

これが落ち込まれずに居られるものなの?

『お嫁さんになるの早いのね』

「いやいや!大丈夫よ!ただ仲良くしてるだけだと思うし」


はぁー

「そんなことより!ガレージ開けよ!」

『えぇ』

ガラガラ

そしてガレージを開けたら


綺麗な男の人がいました





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