赤に染まる指先
溢れるその色に
時刻は午前11時。
今日は平日だけど、今日の授業は午後からだから問題はない。
授業がいつ始まるかによって何時に起きるか決める。
生活リズムは崩壊し、規則正しいと正反対の生活をしている。
大学に入ってから、1人暮らしを始めてから、
私は堕落してしかない。
だるいと思いながら布団から出る。
頭をおこすとやっぱだるいなと思う。
溜め息をひとつ吐いて、顔を洗うと昨日買ったパンを食べた。
別にお腹が減ったとか食べたいだとかは思わない。
思わないけど、食べないと授業中にお腹が鳴ってしまうから仕方がない。
食べ終わると準備して家を出る。
特に何も考えずに駅に行くと電車に乗る。
ガタンゴトンと揺られて目的の駅。
駅に着くと電車は止まり、扉が開いて駅に降り立つ。
まるで流れ作業のように思考は動かなかった。
ベルトコンベアに乗せられた製品みたいだなんて思った。
そのまま暫く歩いて大学の講義室に着くと適当に空いてる席を探す。
人の多い授業だから、ほとんど知らない人ばかり。
別に知ってる人の隣にどうしても座りたいなんて思わないのだけど。
「あ、来た!こっち空いてるよ!」
ざわざわした教室の中で明るい声が耳に届いた。
今日は平日だけど、今日の授業は午後からだから問題はない。
授業がいつ始まるかによって何時に起きるか決める。
生活リズムは崩壊し、規則正しいと正反対の生活をしている。
大学に入ってから、1人暮らしを始めてから、
私は堕落してしかない。
だるいと思いながら布団から出る。
頭をおこすとやっぱだるいなと思う。
溜め息をひとつ吐いて、顔を洗うと昨日買ったパンを食べた。
別にお腹が減ったとか食べたいだとかは思わない。
思わないけど、食べないと授業中にお腹が鳴ってしまうから仕方がない。
食べ終わると準備して家を出る。
特に何も考えずに駅に行くと電車に乗る。
ガタンゴトンと揺られて目的の駅。
駅に着くと電車は止まり、扉が開いて駅に降り立つ。
まるで流れ作業のように思考は動かなかった。
ベルトコンベアに乗せられた製品みたいだなんて思った。
そのまま暫く歩いて大学の講義室に着くと適当に空いてる席を探す。
人の多い授業だから、ほとんど知らない人ばかり。
別に知ってる人の隣にどうしても座りたいなんて思わないのだけど。
「あ、来た!こっち空いてるよ!」
ざわざわした教室の中で明るい声が耳に届いた。