ifの奇跡
とりあえず、冬吾が合流し2度目のカンパイを6人でした。
正面の冬吾の顔が視界に入って来るたびに、さっきのキスシーンがフラッシュバックされる。
冬吾を視界に入れない方が無理な事で…頭の中からさっきの場面が消えてくれない…。
それに冬吾も私に見られてしまったからなのか、それとも他に何か理由があるのか…今日の私たちは確かにいつもとは違っていた。
さっきの女性が、冬吾に告白をした女友達なんだろうか……
冬吾はあの人と付き合うかどうか今悩んでいるの?
それともキスまでしてたんだから…もう付き合ってる?
頭の中はその事でいっぱいでみんなの声が耳に聞こえない。
冬吾には大学の友だちや、その他にも私の知らない彼の世界があって…女友達もたくさんいる…。
そんな当たり前のことなのに、私は全然分かってなかった。
何にも見えてなかった。
なのになんで自分が一番、冬吾に近い存在だなんて自惚れていたんだろう。
そう思っていた自分が恥ずかしい。
私は近いどころか、冬吾から一番遠くにいるのかもしれない。
そう思ったら今まですごく近くに感じていた冬吾の存在が急に遠く離れた存在になってしまったような気がした。
「莉子ちゃん、大人しくねぇ?」
ぼぅっとしていたらしく、気づいたらテーブルに身を乗り出して私を覗き込んでいた哲平君の顔が目の前にあって、思わず “うわっ” と声をあげて後ろに引いてしまった。
「……ビックリした」
「ゴメンゴメンッ。だって莉子ちゃんいつもと違って大人しいから…。それに冬吾もあんまり喋んねぇし…」
正面の冬吾の顔が視界に入って来るたびに、さっきのキスシーンがフラッシュバックされる。
冬吾を視界に入れない方が無理な事で…頭の中からさっきの場面が消えてくれない…。
それに冬吾も私に見られてしまったからなのか、それとも他に何か理由があるのか…今日の私たちは確かにいつもとは違っていた。
さっきの女性が、冬吾に告白をした女友達なんだろうか……
冬吾はあの人と付き合うかどうか今悩んでいるの?
それともキスまでしてたんだから…もう付き合ってる?
頭の中はその事でいっぱいでみんなの声が耳に聞こえない。
冬吾には大学の友だちや、その他にも私の知らない彼の世界があって…女友達もたくさんいる…。
そんな当たり前のことなのに、私は全然分かってなかった。
何にも見えてなかった。
なのになんで自分が一番、冬吾に近い存在だなんて自惚れていたんだろう。
そう思っていた自分が恥ずかしい。
私は近いどころか、冬吾から一番遠くにいるのかもしれない。
そう思ったら今まですごく近くに感じていた冬吾の存在が急に遠く離れた存在になってしまったような気がした。
「莉子ちゃん、大人しくねぇ?」
ぼぅっとしていたらしく、気づいたらテーブルに身を乗り出して私を覗き込んでいた哲平君の顔が目の前にあって、思わず “うわっ” と声をあげて後ろに引いてしまった。
「……ビックリした」
「ゴメンゴメンッ。だって莉子ちゃんいつもと違って大人しいから…。それに冬吾もあんまり喋んねぇし…」