キミノテノヒラノウエ。
恋人の妹して。
希望の医学部に合格した日。
おねーちゃんの部屋でふたりがキスしているのを見てしまったから。
その夜。おねーちゃんは
「薫くんとお付き合いする事になると思う。」と私にそっと打ち明けてきた。
私はおめでとう。と笑って答えた。
特にガッカリはしなかった。
おねーちゃんは容姿より、頭の良さを選ぶんだな。と
頭の良い人はよくわからない。
へええ。
と思ったくらいだった。
その後、おねーちゃんは大学入学とともに、
大学に近い学生用のマンションに引っ越していって
家にほとんど帰らなくなったので、
おねーちゃんの事は薫ちゃんに聞くようになった。
テスト中だとか、実習が始まったとか
時には、今度の週末には家に帰るつもりみたいだ。とか、
薫ちゃんは笑顔で教えてくれて
元気でいるんだなって
思ったりして薫ちゃんとケーキを食べた。
希望の医学部に合格した日。
おねーちゃんの部屋でふたりがキスしているのを見てしまったから。
その夜。おねーちゃんは
「薫くんとお付き合いする事になると思う。」と私にそっと打ち明けてきた。
私はおめでとう。と笑って答えた。
特にガッカリはしなかった。
おねーちゃんは容姿より、頭の良さを選ぶんだな。と
頭の良い人はよくわからない。
へええ。
と思ったくらいだった。
その後、おねーちゃんは大学入学とともに、
大学に近い学生用のマンションに引っ越していって
家にほとんど帰らなくなったので、
おねーちゃんの事は薫ちゃんに聞くようになった。
テスト中だとか、実習が始まったとか
時には、今度の週末には家に帰るつもりみたいだ。とか、
薫ちゃんは笑顔で教えてくれて
元気でいるんだなって
思ったりして薫ちゃんとケーキを食べた。