夫の優しさ、夫の強さ


4月に入り、二人で新居に引っ越しをした。

初めての夜、私は、ダブルベッドに腰かけ、正志さんを待っていた。

正志さんは、そんな私の側にきて、

「心配しないで、優しくするからね。」

と言う言葉通り、本当に優しく抱いてくれた。

彼が、私の中に入り始めると、私は、痛さのあまり、だんだん上へ逃げ腰になると、

「ごめんね。少しだけ、我慢して、大丈夫だからね。」

と言うと、優しくキスをしてきて、私はそのキスに夢中になった。

と同時に、正志さんが私の中に一瞬で入り込んできた。

私が、思わず、

「ん、んー」

と痛い思いを堪えると、

「全部入ったよ。これで紗耶香は、僕のものだよ。」

と、そっと私を抱きしめてくれた。

「痛みは、大丈夫?」

「うん、もう痛くないかも。」

「じゃあ、動くから、痛かったら、遠慮なく、言って。」
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