イケメンなんか大嫌い
疑ったような視線を向けると、察して答えた。
「さっき、おばさんに聞いた」
「……そうらしいね……時間あるのか、わからないけど」
なんだ、お母さんに聞いたのか……。
何に安心したのか、ほっと息をつく。
「……まぁ、3人集まれるのも、一生ないかも知れないし」
俊弥の言葉が、心の中にゆっくりと降って来て落ちた。
……わたしだって、会いたくないと思ってる訳じゃない。
ただ、3人きりは気まずいというのは、皆が感じていることのように思える。
「幹事は、お前しか頼む奴いないし」
地元に戻っても、繋がってる女はわたしだけ……?
そもそも何故こんな寂れた町に戻って来たのか、疑問だった。
……まさかわたしと関わりを持つために……なんて、一瞬過ぎったけれど、それこそないかと思い直した。
僅かに思案してから、口を開く。
「……誰かと個人的に連絡取りたいなら、周りに聞いてみるけど」
「あ?」
「他にも会いたい子がいるから、同窓会したいんじゃないの?」
「……つるんでた奴らは、会ってみたいとは思ったけどな」
サラダとオニオンリングがテーブルに並べられ、俊弥が黙って口に運び始めた。