イケメンなんか大嫌い
「今月だろ、早く連絡回さないと集まらないよな……少人数でいいけど。お前続いてる奴多いの?」
「あぁー……まぁ、SNSで連絡取れる程度の子ならいるけど」
オニオンリングにフォークを刺しながら、小学校時代の交友関係を思い浮かべる。
「愛唯は」
「……梨花と繋がってるかな。中学の友達」
「あぁ、愛唯の友達? ……お前ら直接繋がってないの?」
「……俊弥が思ってる程、うちら仲良いってわけじゃ……」
……梨花のことを知っているような口ぶりだ。
何だかわからないが、面白くない気分で唇を尖らせた。
不意に視線を感じ、料理を頬張りつつ顔を上げると、端正な射るような眼差しと目が合ったが、すぐに逸らされた。
「じゃあ非公開グループ作るから入って」
「えぇ~俊弥と繋がるの?」
いつもの調子で、思わず抗議を申し立ててしまう。
「友達になれって言ってないから」
「……」
カクテルを煽っている姿を、再度しげしげと眺める。
……やっぱりよくわからないな、こいつ。変な奴。
だけど不思議と今流れている空気、一緒に過ごす時間は、嫌じゃなかった。