熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
役員室から逃れられたのは、
よかったのだけれど。
私が、仕事であっても
男性を連れて歩き回るのは、
まだダメだと許可してくれない。
だったら、女性だけのツアーなら
どうかなと彼に言ってみた。
彼は、私の体を下にして長いキスをした。
息切れしそうで苦しいけれど、
いい返事が聞かれるかもしれない。
「美夜。いいだろう。
それなら取引をしよう」
「取引って?」
「君と一緒に住むんだ。
君のマンションで」
彼の手は、期待に膨らんだ
私の胸をつかんで文字通り、ぺしゃんこにした。
「んん?」
どういう意味ですか。それは。
「私のマンション?
あなたが、私の家に来るの?」
希望を捨てきれない私は、
彼の手が好きなようにするのをそのままにしてる。
「ああ、そうだよ」
「えっと、あなたが考えてる以上に、
部屋って狭いのよ。
絶対に大人二人は無理。
特に、あなたみたいな大型の外国人は。
ベッドだって小さいし、眠れないわよ」
「好都合じゃないか。部屋は狭い方がいい。
それに、ベッドじゃなくてもいいぞ。
布団に二人でくるまるんだ」
「床が、固くて死んじゃうわよ」
「問題ない。痛くしなければいいよ、美夜」
えっと、何か誤解してませんか?
「ああ、そう、それに、家のマンションは、
二人で住めないの。単身者用だから。ごめんね」