熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
彼が、一人で考え込むことが多いように思えて、
とうとう声をかけるようにした。
留学生は特に孤独になりやすい。
私は、すぐ近くにいるムスタファに声をかけた。
彼は、言葉は酷いけれど、
ずっとファイサルのそばに引っ付いて隣にいる。
ムスタファの方は、
見たらすぐわかるほど明らかで、
何も考える風もなく暇を持て余していた。
『ねえ、どうかしたの?』
私はファイサルの方を見て、英語で話しかけた。
『別に、どうもしないさ』
『ずっと、ああして考えたままじゃないの』
『ファイサルには、
いろいろ考えることがあるのさ』
『例えば、大学の単位をどうしようとか?』
『バカいうなよ。
ファイサルは、単位を取ろうなんて
悩んだりするかよ。
すでにアメリカで、学位を取って来てるし。
この大学に入ったのは、日本に長期滞在するためだ』
『どうして長期滞在するのよ』
『そりゃあいろいろ理由があるからさ』
とうとう声をかけるようにした。
留学生は特に孤独になりやすい。
私は、すぐ近くにいるムスタファに声をかけた。
彼は、言葉は酷いけれど、
ずっとファイサルのそばに引っ付いて隣にいる。
ムスタファの方は、
見たらすぐわかるほど明らかで、
何も考える風もなく暇を持て余していた。
『ねえ、どうかしたの?』
私はファイサルの方を見て、英語で話しかけた。
『別に、どうもしないさ』
『ずっと、ああして考えたままじゃないの』
『ファイサルには、
いろいろ考えることがあるのさ』
『例えば、大学の単位をどうしようとか?』
『バカいうなよ。
ファイサルは、単位を取ろうなんて
悩んだりするかよ。
すでにアメリカで、学位を取って来てるし。
この大学に入ったのは、日本に長期滞在するためだ』
『どうして長期滞在するのよ』
『そりゃあいろいろ理由があるからさ』