熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
私は、ファイサルが借りている
部屋に連れて来られた。

ここは、大学の近くに建っている
マンションだった。

広い部屋には、ムスタファ以外にも
黒服の男が部屋の入口のところで立っている。

ファイサルは、ムスタファも
その黒服の男も別の部屋に行くようにと命令した。

私とファイサルは二人きりになった。

ファイサルは、珍しく
イライラしているみたいだった。


いつも、目立たないようにして、
彼から話しかけて来ることなないのだけれど、

彼がずっと私を見ていることがよくあった。

やっぱり、私に何か話があったのだ。
視線を感じてそっちの方を見ると、
ファイサルと目が合った。

彼は、私から目をそらさずに、
私の方がいたたまれず、
下を向くまで視線をそらさなかった。

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