熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
それに。

住み慣れた場所を離れて、
仕事も止めて外国に住むなんて。
一日何しているのだ?

友だととランチ。
それもなくなる。
そんなの、考えられない。

たった一人で、ファイサルだけが頼りで、
周りは習慣も違う、
考え方も違う人たちに囲まれて生きてくなんて。

「ふ~う」

私は、会社を出て、
丸の内のオフィスから東京駅に向かっていた。


昨日は自炊したから、
今日は何か外で食べよう。

そう思って、
千紗にメールしておいたんだけど。

退社の時刻になっても、
返事が来ないから、
駅に向かってもいいのか考えていた。

私は、駅に着く前に連絡を入れた。

『ダメでいいから、都合くらい教えてよ』
と連絡したら、
今終わったところだから店で待っててと言われた。

結局、丸の内のビルに戻って、
店で合うことになった。

私は、駅から引き返して店に向かった。
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