熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~


もしかしたら、池山さんと一緒に飛行機に乗って飛び立っていく選択を取っていたら?

どうだったんだろう。


「池山さん本気だったのかな」

「なに?行ってしまってから、惜しいことをしたと思った?」

「そうじゃないけど……」


夜遅い便だから、出発ロビーは閑散としていた。

一人で来なくてよかった。

「じゃあ、ホテルに行こうか?」

いつもは、もう寝てる時間だ。
私の体力も限界だった。

部屋に着いたら、シャワーを浴びて寝てしまおう。


「千紗、ホテルってこっちだっけ?」

「ねえ、美夜……
池山さんについて行かなかったのって、ファイサルのことまだあきらめてないから?」


私は、ホテルの案内がある方に歩いて行く。

「どうしたのよ。いきなりそんなこと聞いて」

「ねえ、まだ彼のこと好きなんでしょう?」

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