熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
「ちょっと待って。やっぱり変だ。
あなたが何を考えてるのかちゃんと話して」
彼は、微笑んだまま言う。
「いいよ。きちんと君に話す。
でも、その前にいいかな?二人で写真を撮るんだ」
今度は、写真?
「写真を撮るの?カメラ持ってきてるの?」
急に写真を撮るなんて言い出してどうしたの?
「ついでにカメラマンも呼んである」
ファイサルは、近くにいた
カメラマンらしき人に向かって、
こっちに来るように合図をした。
早速、二人で話し合って細かなことを決めて行く。
彼らは、私を店の前に立たせた。
レストランの前に立って、
この位置でいいか話し合ってる。
「ちょっと、ファイサルったら」
「美夜、ほら、こっち見て。
ちゃんとカメラの方を向いて。笑って」
彼は、指でカメラの方を向かせる。
準備が出来たら、彼は私の横に立った。
ファイサルに抱きしめられた感じのを一枚と、
普通に並んでるのを撮った。
パシャ、パシャっと数枚写真を撮って
お疲れさまっと言われた。
「どうして、わざわざプロのカメラマンを呼んで
写真なんか撮ったの?」
「その方がきれいに撮れるだろう?」
あくまでもそう言いきるファイサル。
「撮った写真どうするの?」
「うちの身内みたいな人たちに見せようと思ってる。
それだけだから、気にしなくていいよ」