熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
数十分後、タクシーは
インペリアルホテルに横付けされた。
「ホテル?」
なんでこんな高級ホテルに?
私たちの疑問をよそに、
ファイサルは、スタスタとロビーを横切って
フロントの前に立った。
そして、ジーンズにパーカーという
服装にしては、ひどく厚かましい態度で言った。
『メッセージはあるか?』
相手は、フロントにいるホテルの従業員。
年齢差も倍はありそうなのに、
ファイサルは平然としている。
『いいえ、ございません。
特に変わったこともございません』
フロントの男性の方が、やや緊張気味に答える。
『そうか。ありがとう。
それから、今日は客人がいる。
隣の部屋を使いたい』
ファイサルが、少し態度を和らげたので、
フロントの男性も笑った、
『かしこまりました。
すぐに確認させていただきます』
フロント係の男性は、
部屋が空いてるか確認すると、
ご用意できましたと丁寧に頭を下げた。
いつの間にか、千紗が私の横にいた。
「すごいじゃん、
彼、アラブの大富豪の息子かも」
ファイサルの態度を見て、
千紗が日本語でささやく。
ファイサルが、
急に振り返ってこっちを見た。
話を聞かれたのかなと思って、
千紗と二人でびくっとする。
『君たちは、お腹が減ってるか?』
ファイサルの質問は、
全然関係のないものだった。
『はい、もう、ペコペコです』
『それなら、部屋で好きなものを頼めばいい。
ただし、ここにいる間は、
出歩かないで部屋にいてくれ』
インペリアルホテルに横付けされた。
「ホテル?」
なんでこんな高級ホテルに?
私たちの疑問をよそに、
ファイサルは、スタスタとロビーを横切って
フロントの前に立った。
そして、ジーンズにパーカーという
服装にしては、ひどく厚かましい態度で言った。
『メッセージはあるか?』
相手は、フロントにいるホテルの従業員。
年齢差も倍はありそうなのに、
ファイサルは平然としている。
『いいえ、ございません。
特に変わったこともございません』
フロントの男性の方が、やや緊張気味に答える。
『そうか。ありがとう。
それから、今日は客人がいる。
隣の部屋を使いたい』
ファイサルが、少し態度を和らげたので、
フロントの男性も笑った、
『かしこまりました。
すぐに確認させていただきます』
フロント係の男性は、
部屋が空いてるか確認すると、
ご用意できましたと丁寧に頭を下げた。
いつの間にか、千紗が私の横にいた。
「すごいじゃん、
彼、アラブの大富豪の息子かも」
ファイサルの態度を見て、
千紗が日本語でささやく。
ファイサルが、
急に振り返ってこっちを見た。
話を聞かれたのかなと思って、
千紗と二人でびくっとする。
『君たちは、お腹が減ってるか?』
ファイサルの質問は、
全然関係のないものだった。
『はい、もう、ペコペコです』
『それなら、部屋で好きなものを頼めばいい。
ただし、ここにいる間は、
出歩かないで部屋にいてくれ』