スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
亮平さんが、あんなに疑い深いとは思わなかった。ホッと胸を撫で下ろし、私も寝支度を整える。

「ちょうど十二時か……」

昨日はあまり眠れなかったし、今日はこのまま寝よう。ベッドに入ると、ほのかに亮平さんの香りがする。

甘くて、どこか色っぽい匂い……。だんだんと、うとうとしかけたとき、不意に頬にキスの感触がした。

「あ、亮平さん……」

目を開けると、お風呂から上がってきた亮平さんがいる。

「ごめん、起こした」

棒読みな言い方に、思わずクスッとした。

「ふふ……。起こすつもりだったんじゃないですか?」

そう言うと、亮平さんは口角を上げて笑みを見せた。

「実は金曜日、運良く一日休みが取れたんだ。だからパーティーまでの時間、デートしないか?」

「えっ⁉︎ そうなんですか!」

思わず起き上がった私に、亮平さんがクックと笑う。

「喜んでくれたみたいで良かった」
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