スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
オープンは来週末だから、まだ間に合うはず……。
「今日は、社長も来られているとかで、かなりお怒りみたいなんです」
「社長が? 打ち合わせ中は、一度もお会いしたことがなかったからな。とにかく行ってみよう」
「はい!」
心配そうに見ている優奈に小さく笑みを見せると、部長とショットバーへ向かった。
社用車で向かう間、明日のパーティーが気にかかる。だけどきっとこれが亮平さんなら、迷わず仕事を優先すると思う。
だから、私も明日のことは考えないでいよう。亮平さんなら、絶対に分かってくれるはずだからーー。
依頼主のショットバーは、中心地の繁華街にある。飲食店が連なる通り沿いの、中央付近のビル二階に、その店はあった。
階段を上るとドアが開いていて、部長と緊張しながらも声をかける。
「稲田設計事務所の原田です」
「広瀬です」
すると、「はい」と少しけだるそうに返事をした男性がやって来て、私は絶句した。
「あれ? 実和子⁉︎」
「け、圭介⁉︎ な、なんで?」
それは、学生時代に付き合っていた元カレだった。
「今日は、社長も来られているとかで、かなりお怒りみたいなんです」
「社長が? 打ち合わせ中は、一度もお会いしたことがなかったからな。とにかく行ってみよう」
「はい!」
心配そうに見ている優奈に小さく笑みを見せると、部長とショットバーへ向かった。
社用車で向かう間、明日のパーティーが気にかかる。だけどきっとこれが亮平さんなら、迷わず仕事を優先すると思う。
だから、私も明日のことは考えないでいよう。亮平さんなら、絶対に分かってくれるはずだからーー。
依頼主のショットバーは、中心地の繁華街にある。飲食店が連なる通り沿いの、中央付近のビル二階に、その店はあった。
階段を上るとドアが開いていて、部長と緊張しながらも声をかける。
「稲田設計事務所の原田です」
「広瀬です」
すると、「はい」と少しけだるそうに返事をした男性がやって来て、私は絶句した。
「あれ? 実和子⁉︎」
「け、圭介⁉︎ な、なんで?」
それは、学生時代に付き合っていた元カレだった。