スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
「奥様⁉︎」

が、働いているわけ⁉︎ ellの社長といえば、イケメンカリスマ社長として有名だ。

その奥様と顔見知りだなんて、やっぱり亮平さんは世界が違う。

「橘副社長、本日は恋人の方へのプレゼントですか?」

葉山さんの笑顔に、亮平さんは頷いた。

「ああ、指輪を見せてもらえるか? 普段使いができるものを」

「かしこまりました。こちらへ、どうぞ」

「えっ? ゆ、指輪?」

軽く混乱する私に、亮平さんはニッとした。

「そういうこと」

葉山さんは、店の奥にあるドアを開けると、私たちを促す。

戸惑いながら亮平さんについて入ると、ソファーとガラステーブルがあり、VIPルームだと分かった。

「すぐに何点かお持ちいたしますので、お待ちくださいませ」

彼女が店内に戻り、ふたりきりになる。すると、ソファーに座った途端、亮平さんは私の頬にキスをした。

「実和子の左手薬指、ひとり占めしていいだろ?」
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