スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
「実和子、待ったか?」
急いで出てきたのか、亮平さんは少し息を切らせていた。
「いいえ。さっき出たばかりだったので。そんなに急がなくても、大丈夫ですよ」
クスクス笑う私に、亮平さんは小さな笑みを見せた。
「ちょっと気が急いていたかな。今夜は、実和子に話したいことがあって、絶対に一緒に帰りたかったんだ」
「私に……? なんの話ですか?」
そこまでして私に話したいこととは、なんだろう。緊張と不安すら頭をよぎったとき、亮平さんは構わず私の手を取った。
「ついてくれば分かるから」
「えっ⁉︎」
半ば強引につれられるように、亮平さんに引っ張られた。車で来ていると言っていたから、どこか駐車場へ向かうのかと思ったら、そうではないみたい。
五分ほど通りを来た方向とは反対に進んでいくと、小さな石造りの建物の前で止まった。
テレビで何度か見たことのある高級フレンチ店だ。芸能人もお忍びで訪れることもあるという、セレブ御用達の店だけど……。
「亮平さん、今夜は貸切って書いてありますよ?」
急いで出てきたのか、亮平さんは少し息を切らせていた。
「いいえ。さっき出たばかりだったので。そんなに急がなくても、大丈夫ですよ」
クスクス笑う私に、亮平さんは小さな笑みを見せた。
「ちょっと気が急いていたかな。今夜は、実和子に話したいことがあって、絶対に一緒に帰りたかったんだ」
「私に……? なんの話ですか?」
そこまでして私に話したいこととは、なんだろう。緊張と不安すら頭をよぎったとき、亮平さんは構わず私の手を取った。
「ついてくれば分かるから」
「えっ⁉︎」
半ば強引につれられるように、亮平さんに引っ張られた。車で来ていると言っていたから、どこか駐車場へ向かうのかと思ったら、そうではないみたい。
五分ほど通りを来た方向とは反対に進んでいくと、小さな石造りの建物の前で止まった。
テレビで何度か見たことのある高級フレンチ店だ。芸能人もお忍びで訪れることもあるという、セレブ御用達の店だけど……。
「亮平さん、今夜は貸切って書いてありますよ?」