スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
亮平さんのマンションに戻ると、食材を冷蔵庫におさめながら、私は申し訳なく言った。

「亮平さん、すみません。結局、支払ってもらって……」

スーパーでの会計は、亮平さんがゴールドカードを出して支払ってくれている。

スーパーにゴールドカードという光景に、私は静かに驚いた。やっぱり、亮平さんは亮平さんだ。

「そんなことはいいよ。それより、まだ時間はあるし、なにしたい? 出かける? それとも、家でゆっくりするか……」

「だったら、家でゆっくりしたいです。亮平さんとも、落ち着いて話をしたいですし」

どこかへ出かけるのも魅力的だけど、なかなか会う時間も取れないだろう亮平さんとの時間を、大事に使いたかった。

「そうだな。実和子の言うとおり。じゃあ、今日はゆっくりしよう」

「そうと決まれば、亮平さんはソファーに座っててください。さっき買った紅茶を入れてきますから」

スーパーで、珍しいイギリスの紅茶が売っていた。さらに、美味しそうなストロベリークリームのケーキも目について、それも買っている。

「ティータイムとか、なんだか思い出すな」
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