スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
夜になると、リビングからの眺めは最高で、街のネオンが宝石のようにキラキラと輝いている。

「素敵ですね……」

夕飯を亮平さんと作りながら、リビングに窓に目がいく。ここから夜景が見える構造に感心してしまった。

「そうなんだよ。実和子に見せたかったんだ。気に入ってくれた?」

「はい。とても……。それに、亮平さんの料理の手際の良さにも感動しました」

不慣れだろうと決めつけていたことを反省するくらいに、亮平さんは料理上手だ。

包丁さばきはもちろん、焼き加減や煮加減もバッチリで、デキる人はなんでも出来るんだとしみじみ思った。

「そんなことないさ。それより、実和子の料理をする姿が可愛い」

「ありがとうございます……」

恥ずかしいセリフもさらっと言っちゃう亮平さんに、私の心はドキドキされっぱなしだ。

出来上がった料理をダイニングテーブルに運び、亮平さんと並んで座る。

カウンターテーブルだなんて、本当にオシャレ……。

「いただきます」

亮平さんはそう言って、料理を口にする。さすが、橘グループの御曹司。食べる姿に品があり、育ちの良さを感じた。
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