幼馴染と溺愛!?疑似結婚生活!
変な気分で、休憩室へ戻った後も、休憩室に来る先生達に入れ換わり立ち替わり、飛駒のことを質問された。
地元の先生たちの何人かは、飛駒や兄の事を知っていたので、誤解はそこまでされなかったかもしれない。
けど、七村先生は何回説明しても、ただの幼馴染のはずがないと何故か信じてくれなかった。
そんな仕事場の雰囲気にすっかり疲れて、へとへとになって仕事を終えて瞳さんの入院する産婦人科へ向かった。
産婦人科に到着した時、ちょうど夕ご飯の時間だったようで、瞳さんと葵くんがご飯を食べていた。
葵くんは、事前に予約していたら子ども用のご飯を用意してもらえるらしくそれを食べていた。
「葵くん、保育園どうだった?」
「うん。せんせいたち、すごくやさしかった。でもね、みゆおねえちゃん」
葵くんが心配げに時計を見る。
「ん?」
「にいに、つかれてるとおもうから、さきにかえってごはんよういしてあげて」
「え」
「すこしなら、ぼく、おこづかいあるし」
「ええ」
葵くんの気遣いに更に変な声が出てしまう。
駄目だ、駄目だ。葵くん、すっかり私が飛駒を嫌いなこと心配してる。
「そうね、夜勤の後なのに今日は色々と手続きに出かけてくれたみたいだし、悪いけど頼めるかな」