PromiseRing
「好きだ、夕海……。
愛してる」

そのまま何度も私を責め立て、乞われる、言葉。

「云えよ、俺のこと、好きだって」

「……」

「云えって、夕海!」

さらに激しくなる責めに身体は悲鳴を上げ、ついに私は……。

「……好きっ!
成紀が好き、だから……!」

満足げに笑うと、成紀が最後の仕上げとばかりにまた私を責め立てた。

訪れる、何度目かの絶頂。

そっと、成紀に口付けされたのを最後に、完全に意識は閉ざされた。

 
目が覚めたら成紀はいなかった。

……どこ、いったんだろ?
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