社長の甘い罠~いつしか当たり前に~ + 番外編
『今日はお先にどうぞ。まだ帰れません。』
メッセージを返せば、すぐに返信が届く。
『俺も仕事はあるから。帰りに連絡を入れろよ。』
『待ってなくても大丈夫ですよ。』
『一緒に帰りたいんだ。帰りに連絡をくれ。』
『わかりました。』
いつの間にか口元が弛んでいたみたいだ。
「長嶺?」
「奥寺?」
「彼氏?でも別れたばかりだよな?」
自販機の前でメッセージをやり取りしていた私の前にはいつの間にか奥寺がいた。
「何で?」
「携帯を見ながらニヤニヤしてるから。」
「ニヤニヤなんてしてません。」
「してたぞ。休憩?」
「うん。今、忙しくて。」
「俺も。」
煙草を吸う奥寺と喫煙所に入る。私は奥寺の隣でジュースを飲む。
「っで彼氏が出来たのか?」
「ん~、まあね。」
「…………もうかよ。」
驚く奥寺に私は苦笑いした。私達は暫く話して自席に戻った。
メッセージを返せば、すぐに返信が届く。
『俺も仕事はあるから。帰りに連絡を入れろよ。』
『待ってなくても大丈夫ですよ。』
『一緒に帰りたいんだ。帰りに連絡をくれ。』
『わかりました。』
いつの間にか口元が弛んでいたみたいだ。
「長嶺?」
「奥寺?」
「彼氏?でも別れたばかりだよな?」
自販機の前でメッセージをやり取りしていた私の前にはいつの間にか奥寺がいた。
「何で?」
「携帯を見ながらニヤニヤしてるから。」
「ニヤニヤなんてしてません。」
「してたぞ。休憩?」
「うん。今、忙しくて。」
「俺も。」
煙草を吸う奥寺と喫煙所に入る。私は奥寺の隣でジュースを飲む。
「っで彼氏が出来たのか?」
「ん~、まあね。」
「…………もうかよ。」
驚く奥寺に私は苦笑いした。私達は暫く話して自席に戻った。