拾われた猫。Ⅱ
◇◆◇◆◇
「何してるの、一くん」
急ぐ背中に声をかけたのは沖田総司だった。
「…刀の手入れをしてやろうと部屋に行ったのだが、香月は留守でな。
何か無い限り部屋から出ない奴だ。
珍しいと思って探している」
振り返り、理由を話す彼に沖田総司は顎に手を当てる。
確かに彼女は仕事以外、誰かに呼ばれない限り部屋から出ることは無い。
今日の彼女の仕事は終わっていた。
部屋にいない理由などなく。
「土方さんの所は?」
「先程行ったのだが、来ていないとのことだ」
淡々と語る斎藤一の顔に、いつもは感じられない焦りを沖田総司は見逃さなかった。
沖田総司は彼の焦りからして、随分探したのだろうと感じる。
「おーい、そんな所でどうしたんだー?」
呑気な声に2人は振り返る。
「何してるの、一くん」
急ぐ背中に声をかけたのは沖田総司だった。
「…刀の手入れをしてやろうと部屋に行ったのだが、香月は留守でな。
何か無い限り部屋から出ない奴だ。
珍しいと思って探している」
振り返り、理由を話す彼に沖田総司は顎に手を当てる。
確かに彼女は仕事以外、誰かに呼ばれない限り部屋から出ることは無い。
今日の彼女の仕事は終わっていた。
部屋にいない理由などなく。
「土方さんの所は?」
「先程行ったのだが、来ていないとのことだ」
淡々と語る斎藤一の顔に、いつもは感じられない焦りを沖田総司は見逃さなかった。
沖田総司は彼の焦りからして、随分探したのだろうと感じる。
「おーい、そんな所でどうしたんだー?」
呑気な声に2人は振り返る。