イジワル社長は溺愛旦那様!?

最初の見立て通り、ビジネスマンやOLでいっぱいのこの店は、この時間は常連ばかりのようだ。
昔からある洋食屋の明るい雰囲気で、清潔感がある。

サラダとトマトスープ、そしてパスタのランチは美味しかった。

ただ、ランチの残り時間を気にしてつい急いで食べてしまったため、スープで舌を火傷してしまった。

お冷で舌を冷やしながら、ペーパーナプキンで口元を押さえる。


(こういうランチについてくるスープって冷めてることが多いけど、ここのはアツアツで美味しかったな。外はすごく寒いし気が利いてるなぁ……。となるとやっぱりシーフードグラタン食べたかったなぁ……今度のお休みの日は、グラタン作ろうかな)


湊は夕妃が作ったものは、好き嫌いなくなんでも美味しいと言って食べてくれるし、一緒に作るのも楽しみにしてくれる。


(でも、チキンか、シーフードか、それが問題だ……私はシーフードがいいけど、湊さんはお肉好きだし……)


そんなことを考えていると、さっと目の前に小さなプリンが置かれた。


「え?」

< 22 / 361 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop